朝の食卓に欠かせない「カフェオレ」。その歴史をたどると、実は300年以上も前のフランスにまで遡ります。
コーヒーがフランスに伝わった1600年代半ば、当時の人々にとってコーヒーは「とにかく苦い飲み物」でした。
みんな砂糖やハチミツを入れて工夫していましたが、あるお医者さんが「ミルクを入れてみたらどうだろう?」と思いついたのが、カフェオレの始まりと言われています。
今回は、フランスの朝の定番として愛され続けるカフェオレの魅力をわかりやすくお届けします!
タップできる目次
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、カフェモカの違い

「結局、何が違うの?」と迷ってしまいますが、実は「ベースのコーヒー」と「ミルクの仕上げ」で見分けると簡単です。
- カフェオレ: ドリップコーヒー + 温かいミルク(すっきり)
- カフェラテ: エスプレッソ + 温かいミルク(まろやか)
- カプチーノ: エスプレッソ + ふわふわの泡ミルク(香ばしい)
- カフェモカ: カフェラテ + チョコシロップ + ホイップ(甘いデザート)
カフェオレとは?

カフェオレ(café au lait)はフランス語で、直訳すると「ミルク入りのコーヒー」。
その名の通り、コーヒーにたっぷりのミルクを注いだ飲み物です。
フランスでは「朝の目覚めの一杯」として愛されており、ストレートのコーヒーでは少し刺激が強い朝に、胃に優しくエネルギーを補給するために飲まれています。
カフェオレの基本レシピ
作り方はとてもシンプル。「ドリップコーヒー」と「温めたミルク」を1:1の割合で混ぜるだけです。
エスプレッソを使うカフェラテに比べ、ドリップコーヒーを使うカフェオレは、ご家庭でも作りやすいのが嬉しいポイント。
深煎りの豆を使うと、ミルクに負けないコクのある一杯になります。
二層アイスカフェオレの作り方とコツ
見た目もおしゃれな二層アイスカフェオレ。
上記で紹介したアイスカフェオレのレシピに一手間加えるだけで簡単にできます。
コーヒーはミルクよりも軽い液体なので、注ぐときに混ざらないようにそっと注ぐだけ。
筆者がイタリアのバールでアイスカフェラテを作っていたときは、スプーンにコーヒーを受けながら注いでいました。
スプーンはミルクの表面すれすれから始めて、表面が上がるに合わせて上げていきます。
ミルクに浮かんだ氷部分を狙って、そっとコーヒーを注ぐだけでもできますが、スプーンを使えばより確実にできます。
関連記事:カフェオレおすすめランキング23選!実際に飲み比べて徹底比較!
カフェミストとカフェラテは「ほぼ同じ」もの

スタバで提供されるカフェミストとは、イタリア語で「カフェオレ」を意味し、ドリップコーヒーにスチームミルク(蒸気で温めて泡立てたミルク)と少量のフォームミルクを加えたものです。
基本のレシピはカフェオレとほぼ同じですが、カフェオレはミルクを鍋などで温めるだけで、スチーム処理せず、フォームミルクもありません。
つまり、カフェミストはカフェオレの上質版のようなイメージで、ミルクの質が滑らかで泡が特徴です。
カフェラテとは?
カフェラテ(caffè latte)はイタリア語で、直訳すると「ミルク・コーヒー」。
カフェオレとの違いは、ベースに「エスプレッソ」を使用することです。
エスプレッソの濃厚なコクと苦味が、たっぷりのミルクと混ざり合うことで、より力強くもクリーミーな味わいを楽しめます。
カフェラテの基本レシピ
本場イタリア風の黄金比は、「エスプレッソ」と「ミルク」を1:4の割合で混ぜること。
エスプレッソは非常に味が濃いため、カフェオレよりも多くのミルクを加えるのが一般的です。
家庭で作る場合は動画のように「マキネッタ」を使うのもおすすめです。
関連記事:イタリア生まれのコーヒーメーカー「マキネッタ」とは?使い方やクレマを作るコツまで紹介
カプチーノとは?

カプチーノ(cappuccino)は、イタリアの朝食には欠かせない定番ドリンクです。
最大の特徴は、表面を覆うモコモコの泡(フォームミルク)。コーヒーの熱を逃がさない蓋の役割も果たしており、最後まで熱々で香り高いのが魅力です。
カプチーノの黄金比
基本のレシピは、「エスプレッソ」「温かいミルク」「ミルクの泡」を1:1:1の割合で仕上げます。
カフェラテとの違いとしては、カフェラテよりもミルクの総量が少なく、泡の比率が格段に高いのがカプチーノです。
ミルクの甘みよりも、エスプレッソの苦味や香ばしさをしっかり味わいたい方に向いています。
関連記事:マキアートとは?カフェラテやカプチーノとの違いや作り方・おすすめ器具をバリスタが紹介
カフェモカとは?

カフェモカは、伝統的なヨーロッパのスタイルではなく、アメリカで生まれたアレンジメニューです。
エスプレッソにチョコレートの甘みを加えた、まさに「飲むデザート」とも言える一杯です。
カフェモカの基本レシピ
「カフェラテ」をベースに、さらに甘みとコクをプラスして作ります。
- ベース: エスプレッソにチョコレートシロップを混ぜます。
- ミルク: 温かいスチームミルクを注ぎます。
- 仕上げ: たっぷりのホイップクリームをのせ、上からチョコレートソースをかけて完成!
コーヒーの苦味とチョコレートの甘い香りが絶妙に調和し、ホットでもアイスでもその美味しさは格別。
おやつタイムや、ちょっと元気を出したいときにぴったりな飲み物です。
モカジャバとカフェモカは同じ?

結論から言うと、現代のカフェでは「ほぼ同じもの」として扱われています。
どちらも「チョコレート風味のコーヒー」を指しますが、厳密には以下のようなニュアンスの違いがあります。
カフェモカ
エスプレッソをベースに、ミルクとチョコを加えた「イタリアン・アメリカン」なスタイル。
モカジャバ
本来は特定のコーヒー豆のブレンド名(イエメン産モカ×ジャワ産ジャバ)ですが、アレンジコーヒーとしては「ドリップコーヒーにチョコシロップやココアを入れたもの」を指すことが多いです。
どちらもコーヒーとチョコの相性の良さを楽しむドリンクですが、より本格的でクリーミーなのが「カフェモカ」、家庭的で素朴なのが「モカジャバ」とイメージすると分かりやすいですよ。
関連記事:実際に飲んだモカのコーヒー豆おすすめランキング16選
まとめ
本記事ではカフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、カフェモカの違いと作り方を概説してきました。
より上質なコーヒーを楽しみたい方に向けて、下記で様々なおすすめコーヒー豆を紹介しています。こちらもチェックしてみて下さい。
