先日、家族旅行で長野県の軽井沢と小布施(おぶせ)へ行ってきました。軽井沢で購入したコーヒーと、小布施で購入した栗どらやきを口に頬張りながらこの記事を書いています。
一言だけ言わせてください。超絶おいしいです。個人的に洋菓子よりもコーヒーが進みます。この相性の良さは大発見です。そんなわけで、今回はコーヒーと和菓子のおいしい関係について取り上げます。
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なぜコーヒーと和菓子は相性が良いのか?

コーヒーと和菓子が洋菓子以上に相性が良い理由は、コーヒー本来の繊細な風味を邪魔しない点にあります。
生クリームやバターをたっぷり使う洋菓子は、食べると舌に脂肪分の「油膜」を作ってしまい、味覚を一時的に鈍らせてしまいます。
一方で、和菓子は動物性脂肪をほとんど含まないため、舌が敏感な状態のままコーヒーを味わえます。
産地や焙煎度合いによって変化するコーヒーの微妙な個性をじっくり堪能するなら、口当たりが軽やかで後味の潔い和菓子こそが、最高のパートナーと言えるのです。
コーヒーと和菓子のフードペアリング

「フードペアリング」を聞いたことはありますか?フランスでは「マリアージュ」と呼ばれている伝統的な考え方です。ワインを嗜む方であればご存知かもしれません。
合わせて食べると、よりおいしさが増すような食べ物・飲み物の組み合わせをを指します。
マリアージュはフランス語で結婚を意味します。結婚のように別々なものが一緒になることで未知のハーモニーが生まれるという例え方、素敵ですね。
このフードペアリング、実は数値で測れます。食品業界では「味覚センサー」というものを導入し、その食べ物が持つ味を分析し数値化することが浸透しつつあります。
AGFが味博士と共同で行った「味覚の相性分析」では、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の「基本味」を指標に「味」が数値化されました。
そこでの獲得ポイントが85ptを超えると相性が良いということになります。例えば赤ワインと牛肉は94ptと高ポイント。

コーヒーと様々な和菓子で相性診断をした結果、平均スコアは93.5ptとかなりの好成績で、中でもコーヒーとどらやきは95pt以上だったそうです。
コーヒーと和菓子の相性は、赤ワインと牛肉をも上回ると科学的に証明されました。
コーヒーに合うおすすめの和菓子
ここでは特におすすめの組み合わせを3つご紹介します。
どら焼き × 深煎りコーヒー
最高スコアを叩き出した王道の組み合わせ。あんこの濃厚な甘みと、深煎りコーヒーの力強い苦味・コクが口の中で溶け合い、キャラメルのような香ばしい余韻を楽しめます。
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羊羹(ようかん) × 中煎りコーヒー
ずっしりとした羊羹の質感を、コーヒーの程よい酸味がスッキリと整えてくれます。特にナッツやチョコレートのような風味を持つ中煎り豆を選ぶと、驚くほどの一体感が生まれます。
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大福・練り切り × 浅煎りコーヒー
繊細な和菓子の甘みを堪能したいなら、浅煎りがベスト。バターなどの脂肪分がない和菓子だからこそ、コーヒーが持つフルーティーで華やかな香りを一切邪魔することなく、最後までクリアに味わうことができます。
「コーヒーには洋菓子」という固定観念を一度捨てて、ぜひその日の気分や豆の種類に合わせて、お気に入りの和菓子を見つけてみてください。

