かつて「水運と倉庫の街」だった深川・清澄白河。現在は、至る所からコーヒーを焙煎する香ばしい匂いが漂う、日本屈指のロースタリー(焙煎所)の街として知られています。
なぜこの下町が、世界中のコーヒー愛好家を惹きつける聖地へと変貌を遂げたのかを書いていきます。
コーヒ激戦区の清澄白河はアートの街として有名!

東京都江東区の下町深川エリアにあり、地下鉄大江戸線と東京メトロ半蔵門線が通る清澄白河はアットホームな商店街や江戸情緒あふれる下町です。
ピクサー展などが開催された東京都現代美術館がオープンしたのをきっかけに、周辺に現代アート系のオシャレなギャラリーやショップが多く建ち清澄白河は「アートの街」として呼ばれるようになりました。
ギャラリーなどが増えていったきっかけは、東京都現代美術館がオープンしたことだけでなく、もともと水運の拠点で倉庫が多い場所だったことも関係しています。
倉庫はもともと大きな物や大量の荷物などを納めるため内部に柱が少なく天井も高いので、大きなアート作品などを展示できるスペースはギャラリーとして利用するのに最適でした。
輸送の中心が水運から陸運に変わり空き倉庫が増えたこともあり、その空き倉庫達をギャラリーにリノベーションして利用することが多かったのも「アートの街」として根付かせる大きなトリガーとなりました。
清澄白河にコーヒー店が多い理由

実は清澄白河には焙煎所が多くあり、アートの街として有名になった土地柄が大きく関係しています。
深川エリアはもともと水運の拠点だったこともあり、倉庫だけでなく川も多く通っています。そのため焙煎をする際に排煙ダクトを川側に向けることができるので、近隣住民の迷惑とならずに焙煎することができます。
アートの街として根付かせるきっかけとなった倉庫は、焙煎所としても使い勝手がよく天井が高い倉庫内は焙煎器の排煙ダクトを設置しやすいというメリットがありました。清澄白河に焙煎所が多くあるのはそういったことが背景にあります。
このエリアの店舗家賃相場はカフェなどが多い渋谷区と比べても約半額なので、非常にコーヒーショップにとって出店しやすいエリアと言えるでしょう。
そしてさらに清澄白河が「コーヒーの街」として広く知られるようになったのは、ブルーボトルコーヒーの日本第1号店をオープンしたことがきっかけです。
清澄白河のおすすめコーヒーショップ
ブルーボトルコーヒー

まず「コーヒーの街」として清澄白河を広く認知させたブルーボトルコーヒーは、サードウェーブコーヒーの代表格で、アメリカのサンフランシスコが発祥のコーヒーショップです。
メインのドリップコーヒーはBLEND・ SINGLE ORIGIN・AU LAITから選べ、BLENDとSINGLE ORIGINの豆は日替わりで提供されています。
コーヒーが美味しいのはもちろん、フードもグラノーラやクッキーなどが充実しているのでコーヒーと一緒にブレイクタイムを過ごすのにももってこいですね。
グッズも販売しておりシンプルなマグカップにブルーボトルが映えて可愛らしいデザインとなっているのと、コーヒー豆もたくさんの種類が販売されているためお家でコーヒーを楽しむ時にもおすすめなお店です。
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fukadaso cafe

fukadasoは築50年のアパート兼倉庫だった物件を、レトロな雰囲気を残したまま手入れをした建物でカフェだけでなく、理科室をテーマにした雑貨屋さんやスパがある複合施設です。
その中にあるfukadaso cafeはコーヒー近くの自家焙煎ショップARiSEのコーヒ豆を使用し、パンケーキやチーズケーキなどのスイーツも一緒に提供されています。
レンタルスペースとしても貸し出しており、美味しいコーヒーとプチギャラリーを楽しむことができる「アートの街」と「カフェの街」清澄白河ならではのお店です。
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他にもおすすめな場所はある
下町の雰囲気も残したまま「アートの街」と「カフェの街」が融合する清澄白河はいろんな文化を楽しめる街となっています。
例えば、江戸時代の深川の街が実物大で再現された体験型展示室がある深川江戸資料館、泉水や築山・枯山水を主体としアジサイやツツジなどが楽しめる清澄庭園、千疋屋の美味しいスイーツがリーズナブルにゲットできる京橋千疋屋製造の直売所などもおすすめです。
カフェで美味しいコーヒーを味わった後も、魅力溢れる清澄白河の街を楽しんでいけると思います。
もちろん今回ご紹介したお店以外にも多くのロースターズや一風変わったカフェなどもあるので、ぜひ清澄白河の美味しいコーヒーを楽しんでみてください!
